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毎日毎日 煩悩と偏愛とその他諸々で雁字搦め。               偏愛に溢れた日常の記録。
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BUCK-TICK TOUR2009《memento mori》
@神奈川県民ホール

の、感想その他ざっと書き。
ライヴレポらしきものにこんな注意書きが必要なのが
そもそも問題だと思うが、取り敢えずエロス注意。


1●真赤な夜
真赤なコートにハットのあっちゃん。ヒゲが!!
なんかもう無精髭じゃなくなってる。ダンディです。


2●アンファン
ギリギリイケナイ は、最上階で衝動的だからてっきり、ギリギリ飛ばない、ギリギリやらない、ギリギリ留まる、のニュアンスが少なからずを占めていると思っていたんだが。
それは違うんだな?
違うという認識で良いんだな?
あっちゃんギリギリイケナイのが好k(略)


3●Baby,~
あの長いSE~イントロが好いんだまず。ドラムが入ると、一気に室温が上がる感じ。
あっちゃんがニヤっと笑ったのがチラリと見えた。

今日のゆーたはおさわりOKらしい(笑)。なんて眩しい笑顔なんだ(笑)!!アイドル(笑)!


4●MOTEL13
うああああこのイントロは反則!!格好良すぎるから!!
重めのグルーヴとハードロックのニュアンスが堪らんのです。
そして敦司!腰を撫で回すな!!揺れるな!呻くな!まったくけしからん本当に。
なんなんだろうあのリアリティ。
偶に見るに耐えない。見るに耐えないんだけど見たいから結果目をひん剥くことになる。
多分この曲の時の私、凄い形相。
いつもいつも思うけれど、彼はどう考えても両性具有だ。
指先ひとつ、目線ひとつでで男になったり女になったり目まぐるしい。


☆野のギターがまたね。スカシてて腹立つんだわ(笑)。
無論特にギターソロ。ああ格好良い。格好良いって知ってるって腹立つなぁもう(笑)!!


5●アンブレラ
楽しいのよねーこの曲。
ヴィジュアル系のノリで行ける曲。

あっちゃんが高く投げ上げた赤い上着に照明が透けて、陽光の残像の様に見えた。
ギターソロが暑苦しい。乾いた空気が気管を灼くあの感覚。
やけそうだ、の、や、の所で潰した声に、敦司の肌がじりじり焦げるのを瞬間的に夢想する。
変態ですともええ。


6●勝手にしやがれ
アルバムの時点でこの曲が好きで好きで、何が好きってベースの入りがまず好きだ。
レトロなロックの匂いのするギターとオルガンが好きだ。
あんた、で喉にかけて引き攣らせた声が堪らない。かと思えば喉の奥で息を潰してみたり、
上顎で響かせてみたり…ギミックの多い唄い方大好き。
矢鱈とエロいひげひこさんのコーラスがまた好きです。
あっちゃんの声と凄く相性良いよね。いつもながら。


7●メッセージ
BUCK-TICKのこういう曲は、ライヴで聴いた方が何倍も美しいし伝わるんだ。
丁寧に言葉を口にするあっちゃんを見ながら、
なんだか妙にしみじみと、ああこの人は人の親なんだなと思った。
この人何か“増えた”なと最近とみに思う。
ひとこと“引き出しが増えた”と言ってもいいのかも知れないが、敢えて“感性と情緒がカヴァーする範疇が”とかなんとか蛇足めいた見解を申し上げておく。
ファンの傲慢ですが、傲慢さが無ければファンじゃないとかいう(これもまた蛇足。)

幻が燃える、を唄うあっちゃんが綺麗で綺麗で涙出そうだった。
空気の中に残るヴィブラートの余韻に、いつまでも消えないで欲しかった。


8●mementomori
これもまた長いSEが良い。流れ出した瞬間から自分の中のテンションが変わってゆく感覚。
そして曲頭でチヨちゃん曰く“ぼふーん”の火の玉特効。
熱気がぶわっと来た。
音が纏まった印象。さすがツアー終盤。

この曲は火祭で良いんですよね?
脳内は既に、櫓に組んだ木とごうごう燃える炎の周りを踊りながら回ってる夢想で一杯。
勝手に拳が挙がる。体が勝手に揺れて地面から離れる。
きっとこれを繰り返したら、そう時間かからずにトランスに入るだろうと容易に想像出来る。
恐ろしくプリミティヴ。今井が神官、敦司はシャーマン。そんな感じ。


9●JJC
この曲、始まった瞬間に血液が激走する感じがして、頭振りたくなっちゃうわけで。
跳ぶし頭降るし腕振り上げるし忙しい(笑)。
ライヴで聴くと音源より随分テンション高い。敦司のディテールさえよく覚えていない。
ただ“ドクドク”だけは。そこだけは。
鼓膜張り直して瞳孔ガバッと開いてガン見。

ただやっぱり“僕の羽は”のところの映像!あれは頂けない。ダs略


10●コヨーテ
ああ今回この曲ホント良かった!
ツアー序盤で見た時には、あっちゃんが先導し煽動して手拍子が続いてゆく感じだった。し、
ひとつの音としてのグルーヴ感は“普通”だった。
今回、手拍子はごく自然に始まった。
そしてあっちゃんは大して叩いていないのに、当然の様に最後まで続いた。
楽器の音が無くなるあの1小節の間も、静まった空気の中、曲の一部の様に手拍子があった。
自由度を増してリズムと歌に絡み付くギターが心地良かった。
自然な呼吸に近いテンポで唄われる言葉は、“唄う”と言うよりも“語る”に近い。


11●謝肉祭
元々この曲大好きなんです。どうやらもっと好きになった。
何と言うか・・・ヴォーカリストの、ヴォーカリストたる、ヴォーカリスト然。という感じ。
歌唄いの力量が如何無く発揮される曲。
危うく美しいファルセットが尖り震える時、途切れる時、
そしてまた息を吸う音が聴こえた時、全身鳥肌が走る。
濃密な音、言葉、声。粘度の高いメロディー。体の芯がぐらぐらする。殆ど朦朧としているのに近い。

ゆったり朦々と狂気を放ちながら 痙攣する様に息を吐く姿を見ていると、
ライヴ=見世物という端的な式が思い浮かぶ。
舞台の上のあの人は生贄であって、司祭的な何かでもあってどちらでもない。
男であって女でもあって、どちらでもない。
憑依と語り部 と思った。凄まじいエネルギーと、そのエネルギーの消費。
濃い生。濃い死。






12●天使は誰だ
13●lullaby13
14●スズメバチ
15●セレナーデ
16●ヘヴン

EN1
1●アリスイン
2●絶界
3●夢魔

EN2
1●GALAXY
2●ナショナルメディアボーイズ
3●ラヴミー



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変態や偏愛に塗れています。
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Profile
性別:
女性
自己紹介:
社会人も早くも5年目になり
30歳が見えて来た。


9歳か10歳辺りで吸血鬼やら魔女やら怪盗やらに異様な関心を示して以来、どうにもその辺から離れられない。
その後ヴィジュアル系に傾倒して火に油。
人生片足踏み外した、くらいに感じている。

とっくにバンギャ上がったつもりで居るが、如何せん抜けない。
でも 別にヴィジュアル系だから好きだったわけではないと よく解っていたりして
年々 自分の音楽嗜好を人に伝えにくい感じ。


大学で西洋近代美術専攻。
卒論は偏愛を暴走させてモローのオルフェウス関係に。


多分 基本的に変態。
特技は物忘れと妄想。


【好きな美術】
絵画はモロー・ルドン・クリムト
カラヴァッジオ・ブークロー
シュトゥック・ムンク・ドレ(特に油彩)
ミュシャ・ルイ=イカール。
立体はジョゼフ=コーネル、ガウディ
ガレ・ギマール等のナンシー派。
日本美術だと琳派辺りが少し好き。


【好きなモノカキ】
澁澤龍彦・江戸川乱歩・三島由紀夫。(なんというコテコテ。)漫画は古めの少女モノ偏読。(8等身万歳。)


【好きな人達】
*目下足繁く*
BUCK-TICK
山田晃士

*ライヴ行かないけど好き*
Versailles
MORRIE*
Kaya
HYDE*


* * * * * * * * * * *
Creature<<DEAD END
L'Arc<<<VAMPS
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*過去バンド*
Lucy
THE YELLOW MONKEY
The Spy "C" Dildog
NeiL
LAREINE
BOΦWY
ROUAGE
BAISER
SOFT BALLET
MASCHERA
黒夢
SCHWEIN
Schwarz Stein
Aliene Ma'riage

等等。
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