無題

ゆうべ寝たのは5時。
居眠りもしていないのに
なんでそんな時間になったのか 甚だ疑問だが
爆竹について色々考えていたのは覚えている。

明け方の時点で、筋肉に加えて
段々 骨や筋も痛くなって来ていた。
スタンディングじゃないのに
どうやったらこんなに 体を傷められるんだ。
毎度の事だが我ながら 不思議だ。

ゆうべ あっちゃんに会って来たんだなあ。
信じられないなあ。
何してるんだろう自分。
のこのこあっちゃんに会いに行くなんて。

双眼鏡でステージを見ていた時
あっちゃんが不意に振り返った。
まともに正視出来なかった自分がいて、可笑しかった。
今になって尚 そんなに畏れるのかと(笑)。
あの凄まじく親バカで なんか1本抜けていて 服のセンスが○×で すぐ「しし」が豊かになるし ステージの上手からハケようとするし…て言うかハケたし MCは御世辞にも上手いとは言えず寧ろ天然全開で 結婚してからやや服装が改善されて ファンが奥様に感謝している四十路男を。
さくらいあつし　と云う人がどんな人か
理想化なんて寧ろ全く無いのにそれでも、
実体を直視したら 稲妻に撃たれるとでも思っているらしい。
ゼウスを見たセメレーの如く。


あー・・・しょうもない。
わかっていた。
わかっていたってそんな事。もうずっと。
早い話が　全然盲目じゃない盲目みたいな感じ。

彼は 来てくれてどうもありがとう　といつもいつも言うけれど
それは此方の台詞であって。

またライヴやってくれてありがとう。
格好良いアルバム作ってくれてありがとう。
チケット代倍額払ったっていいよ。



今日　物凄い虚脱感。
眠くもないのに なかなかベッドから出なかった。（廃人）
昨日の私は確かに「生きて」いたのに
まるで今日は死んでるみたい。
まるで世界の光度が２等級くらい下がったみたい。

ライヴがなきゃ生きて行けない　と思うけど
ライヴがあれば生きて行かれる　とも思う。
ガタガタに弱い。
開き直りの様な強さ。


彼らの日常は「あっち」の世界。
「こっち」の世界と　３時間だけ重なる。
ルドンの「日の光」みたいに　
いつも「あっち」の世界を、音楽を通して眺めている。
光が欲しいけれど　光の中へは出て行かない　出られない。

次のライヴはいつかな。