銀の大皿

昨日で ゼミの合宿と飲み会の手配がひと段落しました。

部活関係の飲み会のことも同時にやっていたので
右手にマウス　左手に携帯　机の上に家電の子機、ペン、メモ　他・・・
電話を掛けなければいけない店と　サイトを見なければいけない店を取り違えたりして
勝手にてんやわんやしておりました。未熟。

今日は午前中から学校に行って
卒論資料探し（主にギリシア神話）
お昼を部活の人と一緒に食べて
研修旅行の申し込み、
ゼミの教授に色々報告　etc...


帰ろうと下山したら　麓の駅に着いた時点で体力気力が底を尽き
そのまま 件の部活の人と５時過ぎまでお茶。
久々に誰かと美術の話した気がするなあ。
にしても　「出現」のシーンの説明が

サロメ「ヨハネの首が欲しい。」
ヘロデヤ「それは素敵ね、お母さんも大賛成！」
ヘロデ王「いやいやいやそれだけはダメだ、他の何でもいいけどそれだけはダメ！」
サロメ「えー、さっきなんでもくれるって言ったじゃなーい約束違くない？！ヨハネの首持って来てよ！！」
ヘロデ王「ダメ！領地の半分でなんでもあげるけどそれだけは人としてダメ！」
ヘロデヤ「は？何言ってんのあんたも罪人の癖に！」
サロメ「王の首に誓ったでしょさっき？！早く首持って来て！」
・・・とか責められて、女2人に勝てなくてヨハネの首斬っちゃうの。それで・・・

…とかいう軽薄極まりないものだったのは内緒。（冒涜）
そんなんでも 少しは面白がってくれたみたいで良かった。
因みに彼女はウォーターハウスの「オルフェウスの首を見つけるニンフ達」がツボにはまって かなり笑っていた。
シュールな笑いの要素が見えるらしい。
ラファエル前派でシュールな笑いって 斬新な切り口だなあと思った(笑)。

今日話題になった画家の。

「毛力移動」

私にはこの絵の記憶が少しあるだけで　何処の画家かも何も知らなかったのだけど。

「星の狩人」


＊＊＊＊＊以下　自分用メモに近い＊＊＊＊＊

卒論は１ｃｍくらい前進・・・？
ちょっとした手掛かりが見付かった気もするのだが
ホントにタネになるかどうか不明。なってくれ。

トラキアの娘がヘブロス河でオルフェウスの首と竪琴を拾う
（という　モローによるテキストの創作により）
↓
オルフェウスの首はレスボス島には流れ付かなくなる
↓
レスボス島で　詩　は詠われないし、オルフェウスの神託も発生しない。
↓
詩人の口封じか？
即ち「詩　或いは　神の言葉　と詩人は死んだ」なのか？
↓
・死せる竪琴　の構想との関連性
・サッフォー主題作品の考察
・大体に於いて なんでトラキアの娘に光輪付いてるの。(＠習作)
・で、トラキアの娘って暗に誰？重層的イメージを擁す女性ってだけではない気が。
・「大いなる女性」？その辺はやはり　モロー独特の女性万歳思考なのか？

あー前途多難前途多難前途多難。
もう何度も言ってるが　どうして気付いたらこんな七面倒なテーマになってたんだろう(笑)！

因みに

同じ「サロメとヨハネ」でもこんなに柔らかいのは珍しいなと思う１枚。
何処で拾ってきたのか判らない＝作者も何も判らないのが残念。