ぼ や く

明日の授業が休講になった。
そもそも明日１限だけで
その後放課後に就活のセミナーがあるから
頑張ってそこまで残って　出て　帰ろうと思ってたんだけど。

やる気失くして　また夜更かし。
夜中に読む澁澤は格別。
闇に浮かぶルドンの「顔」、胞子状の生命の様に
際立って 且つ溶け込んで 薫る様な言葉。

この分だと　なんとか午前中に起きて
諸々の野暮用を済ませた後
のろのろ学校に向かう羽目になりそうだ。
なんだか目標を見失ったままの1日になりそう。

急に総てがどうでもよくなる
急に総てを抱えて１つも零さない様にしたくなる
自分の軸が無くなったって　世界に何ら影響は無いのか
それとも　自分が世界の中心で　それは自分のための軸なのか。


耳鳴りが残るくらいの爆音に頭の上まで浸って溺れて
うわー苦しい暑い痛いとか頭の端で思いながら
何の気兼ねも無く解放したい。
一体何がしたいって？
強いて表現するなら　
内臓全部ひっくり返して音の中に曝したい、　
みたいな感じ。

ホームで電車を待っている時とか　レジに並んでいる時とか不意に　
自分は今この場で叫び出そうとしていたのではないか、
と　はっ とする事がある。
勿論そんなことは無い。
毎日ごく真っ当な行動を取っている。
ただなんだか　隙があれば叫んでるかもしれない今日この頃。
そんな不穏なものを抱えた「腹の中」を
ひっくり返して空にしたいのかも知れない。


ねえ、「足ることを知れ」って言葉　知ってるはずなんだけど？