学祭06

学祭御疲れ様でした！


いやーもー・・・・終わってしまったわけで。
準備片付けを含めた４日間、あっと云う間だったなあ。
今振り返ってみて ホントに学祭ってあったの？って思う様な、
半分以上非現実みたいな奇妙な時間だった。
一言で言うと・・・・すごくすごく楽しかった　　です。

片付けだった月曜日は色々あって午後５時頃に帰宅したんですが
家帰ったら学祭がホントに全部終わってしまう気がして
正直 結構本気で帰って来たくなかった。

懐寒過ぎるから当分倹約しなきゃとか
あの会社をブックマークした方がいいかどうかとか
卒論の中間発表で 比較に使える作品は無いだろうかとか
部屋がとっ散らかってるから片付けなきゃとか
そういう、日々の生活の中で派生してくる「考え事」みたいなものを、
４日間全く考えなかった。思い出しこそすれ。
本当に軽音の事中心にしか行動も思考もしてなかった。
狙ってたオークションをうっかりすっとばかして 落としそびれた事にも
気付いたのはゆうべの真夜中過ぎになってからだった。

やっぱり今年になってから急に部活が楽しくなってる気がする。
んー・・・嬉しいけど、再来月には引退だって言うのに なんだかなあ・・・(苦笑)。

[10日]
朝９時集合。
今回の教室は机の移動が無いから結構楽だった。
そして 完璧な暗幕がボタン１つ＆全自動で閉まることに感謝。
カーテン付け替えたりするのが　毎年結構大変。

機材の配線に毎度の事ながら手間取りつつも なんとか完了。
…それにしても、なんで毎年「一難去ってまた一難」なんだろう(笑)。
毎年ちゃんと配線してるのに　毎年違う箇所にトラブルが出る。
(笑)　って書いたけど、結構笑えないんだけどね(笑)。
（そしてそう言ってもまた笑ってる。）


[11日]
1日目。
10時からの野外ステージは、
雨天により屋内の別の建物へ会場が変更に。
機材の搬入＆スタート。
朝10時に声が出るかどうか かなり不安だったが
最後にスタジオ入った時よりもちゃんと出た。
個人的に言って 結構奇跡だと思う。高音がちゃんと抜けたし。
学科の友達や身内も観に来てくれた。
後で訊いたら、外歩いてたら蜜瑯の声が聞こえたんだそうだ。
ちょっと音漏れ程度だと思っていたのだが
違う団体が演っている時に建物の下を通ったらもう…
細い感じの女の子の声でさえ丸聞こえで。
野太い自分の声がどれくらい響いてたかなんて…考えたくないなあと。

お昼には模擬店を物色。
友人が出店していたホットドッグだけ買った。芥子が辛い。

午後の出順は遅め。
全４曲中、前半２曲はトータルでは今までで一番良かったかも。
後半２曲はやや乱れ気味。課題を残す。
しかしそれにしてもヴィジュアル系って楽しい。
某歯車バンドが好きな後輩が居て
そのバンドの曲演ったのを喜んでくれたのが　結構嬉しかった。
V系好きです　って言うからには名前くらいでも知らなきゃモグリだろう
って感じのバンドだが、実際に聴いてる人に会う事ってそう頻繁じゃない。


[12日]
２日目。出番は午後に２回。
１回目の本番では史上最悪レヴェルの歌を唄った気がする。
PAが滅茶苦茶で、返しが全然聞こえなくて
一体自分がどんな声出してるのか どれ位の音量なのか　全然判らなかった。
ニュアンスは見えないし声が迷うし、全体も纏まらないし　散々だった。
でも 返しが聞こえなくたってちゃんと唄えなきゃ、本当は駄目なんだ。
あの人やあの人ならきっと、こんな時だって唄えるだろう。
まあ尤も、彼等はれっきとしたプロであり、翻って自分はプロ志望でも何でもないわけだが・・・。
メンバーに申し訳無い。本気で悔しい。未だに燻っている。
観に来ていた人だって きっと自分の歌聞くのは最初で最後なのに
よりによってあんな歌聞かせたなんて…あああ最悪。
この人今直ぐここから消えてくれないかななんて　久々に思った。
もっと言ってしまうと、正直なんで今更こんな想いしなきゃいけないんだろうとも思った。
こんなに悔しくて腹が立ったって何にもならないのに、
どうにもならない事がまた悔しくて、尚更ハラワタが不穏な音立てていた。

本番終わってすぐ 他の人にPAの話をして修正に入って貰った。
次のバンドの出番丸ごとかかっても直しきれずに
後でそのバンドの子に訊いたら　やっぱり滅茶苦茶だったそうだ。

それから2回目の本番までテンションがガタ落ち。鏡見たら目が死んでた。
あーもー嫌だ唄いたくない逃げたい帰りたい萎えたもう無理。とネガティブ満開。
こんなテンションであの曲とか唄ったらまるで嘘だし、
すぐ前のバンドが終わってからもステージに近寄る気になれなくて参った。

そして運命の…と云ってしまいたいくらい緊張した第一音と第一声。

直ってる・・・・！！！！声聞こえるしちゃんと全体の音が聞こえる！
(当たり前の事なんだけどね・・・。)

実は修正に入ってくれたのは 提携の某大学のM氏。
彼には前日準備の時のトラブルも解決して戴いたし
このPAの件でも散々御手数御掛けして…本当に頭が上がりません。
多分…て言うか絶対ここ見てないとは思うんだけど、
本当にどうもありがとうございましたm(_ _)m。

御陰様で ２回目の本番は無事に終了。
危うく止まりそうになったりもしたんだけど　不思議と それさえも楽しかった。
いつもだったらそういうの凄く気にするんだけど　なんだか全然気にならなかった。
不思議だなあ…馴染んだメンバーだからなのかな。

本番終わって、チヨちゃんのとこに戻ったら
「もうね、ぜんっぜん違うなと思って聞いてた(笑)。」と云われました。
声が全然迷ってなかったし、音にちゃんと乗れてたそうだ。
ああそうだろう。そうだろうよ。だって唄ってて楽しかったもん。
うん…思い出しても確かに楽しかった。メンバーみんなどうもありがとう。

余談だが、コンディションの凄く良い時って
声ってこんなに自由に出るんだなあとびっくりする事がある。
ライヴ中と同じくらい解放される一瞬があって、だからやめられないのかも知れない。

本番終わって気が抜ける。
そしてその後の事を正直よく憶えていない。
気付いたら公開時間の終了時刻で、機材の片付けやらなんやらやっていた感じ。
今回の学祭は結構すんなり行った方だと思います。
人同士も機材とかの関係もね。それこそ例のPAのことくらいじゃないかなあ…。
何はともあれ、無事終了。


部長宅に泊めて貰う事になっていたので
打ち上げには躊躇せず参加＆１時頃までお店に居た。
その後部長宅に帰宅→気付いたら８畳の１Ｋに15人。
・・・・。

凄かったですよホント。まるで貧乏大家族か避難所(笑)。
「もう無理だって絶対入らないって！」とか言いながら15人。しかも男子複数含。
そして ３時か４時かその辺(適当)に９人帰って６人で就寝。
それでも結構ギリギリでしたが(笑)。


[13日]
朝９時半集合。なんとか間に合う。
機材の片付けなんかは前日で殆ど終わってしまっていて あんまりやる事無かった。
しかも後輩が色々やってくれた。先輩怠けっぱなし。
眠いー！！ニ"ャー！！と奇声を発し続ける。(迷惑)
片付け終了後、何故かもう一回部長の家に戻って、部長含めて４人で昼食後、昼寝。
・・・・なにやってるんだよ。

そして３時過ぎにのこのこ起きて帰宅したわけですよ。

2006年学祭終了。
もう1回やりたいな。