無題

Morrieさん…改め(？)Creature Creature今日一日中聴いていた。

良いし好いですよ。（蛇足か？）


パッと聴いて、想像に近かったのは「ゾーン」かな。音自体が一番イメージ通り。
色や空気が近かったのは「パラダイス」と「春の機械」。

聴き込み甲斐のありそうなアルバムでございます。
日本語の効果、とでも云えば良いんだろうか。
日本語を母国語に持つ人だけが駆使し得る様な、
その美しさとか強みとか・・・何かそういう 単なる言語以上のもの　を
本当に巧みに操る人だなあと。音を伴ったら言葉がもっと鮮やかになった。
こういう人に使われる言葉は幸せだろう。

御存知の通り日本には「言霊」という考え方がある。
管理人はどうもこれを信じる傾向が強くて、
言葉自体を一種のイキモノ・・・は行き過ぎだが・・
超自然的と云うか　霊的と云うか　何と云うか
何かそういう…人間に何らかの作用を及ぼす要素を含んだ、
ただの「手段」以上のものであると思っている節がある。

序でに「大きな音」は魔除けになる　という考え方も日本に古来からある。
此方も管理人気に入りの「迷信」（世間に言わせればこうなるらしい。）なのだが。

その両方が備わっている、あの人や あの人の唄声には
それはそれは物凄い力があるのではないだろうか と思うわけである。
無論 唄声だけに特化する必要は無くて、バンドの出す音全体に、だが。

Morrieさんもそういう人だなーと思った。
喩えるならば・・・・何と云ったら良いやらえーと…

何と云うか　唄う口から、声と一緒に 火の様な 生き物の様な 光の様なものが
ぶわ――――っ！！っと噴き出ている様に見えるのですよ。そういう人が唄うと。
（無論観念的・感覚的に。）



LIVEはそれを受け取る為に行く様なもの。
Creature Creatureのライヴ、あったら絶対行くのにな。