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毎日毎日 煩悩と偏愛とその他諸々で雁字搦め。               偏愛に溢れた日常の記録。
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ある一定方向に関して非常に鋭いとか、秀でているけれど
その他要素は並か並以下、社会順応性がちょっと…とか 何か欠落気味とか、
そういう「一点豪華」みたいな人に惹かれるタチは自覚してます。

思考嗜好の割に行動自体は現実的なので
そういう人に深入りして滅茶苦茶になったりはしないんだが
2日連続でそんな人に会ったものだから
思い出してなんだか笑えてしまった。
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アンニュイにゃあこ。
毛皮族には辛い季節だけど
君はいつも可愛いよ。





曾祖父の燕尾服と着物はある人の手に渡り、
“誂えたようにぴったりだよ”と言ってとても喜んでいた。

それを実際に着ている写真を見た。
不思議な感じ。
私が見つけた時には、もう魂が抜け切った抜け殻のただの布だった。
燕尾服なんて、少なくとも90年は昔のものだ。
それがこう…ちゃんと中身が入って、厚みが出て、
蘇ったように見えた。

スマトラから日本に渡り、その後何十年も経て
まさか舞台にあがろうとは 当の燕尾服も驚いているだろうね(笑)。


地元で売っている人発見!
今回はたまたまヴァンプスだけど、次号からも見掛けたら買いたいです。

新宿なんかよく売っているけど、まだまだ知名度は低い。
始まった頃は、売っている人もみんなあからさまに汚かったけど、
最近ちょっと良くなっている気がする。
これ売っていたおじさんも、小綺麗な白い服に、いい笑顔でした。




7/4だ。
Gacktとあの人の誕生日。
今年こそ行こうか、あの店。
ゆうべ色々考えていた時
なんでもあけすけに話したり、表現したり、すぐ表に出す人には
“狂おしい想い”というものは無いんじゃなかろうか。
と考え付いてびっくりした。
そんな人も居るんだなあ…多分。

狂おしい というのは内包状態でしか有り得ない。
表出した“狂おしい”は、表出した時点で“狂っている”だもの。

狂おしいものが好きです。
狂ったものより、狂おしいもの。
自分が内籠もり自己完結型だから、親近感も含めて。
昔はただの欠点だと思っていたけれど
濃縮された想いとか思考はかなりのエネルギーになるし
最近は苦々しく思わなくなった。
思考と嗜好が世の中に馴染まないのにも、好い加減慣れ時。

あっちゃんの、行き場の無いものが噴出する様なシャウトが好きです。
内臓を震わせて、呻きに似た低音が迸る。
あれは“狂おしい”が“狂った”になる瞬間。
瞬間的に噴き出して、また内に引っ込む。
ただ、眼とか口元とか、
粘膜が露出しているところには
体の内に渦巻いている狂気が滲み出て隠せない様な、
なんだかこう…いつもと違う戦慄きだったり、引き攣りだったりを感じる。
そういうのを見付けた時が堪らないんです。
そしてそれは近くでしか見られない。だから前に行く。

時に張り詰めた空気を纏って唄うあの人を間近で見ながら
決して此方を認識しないで欲しいと思ったりする。
対象が出来るということは、“狂おしい”がそちらへ向くということであって
その時点で《“狂おしい”の小宇宙》ではなくなる。

身を乗り出してはいるけれど、完全に彼の宇宙に入り込んだ目をしたあの人に
私はどうしても自ら手を伸ばせない。
宇宙を壊してしまう気がして。
そんな、私如きで壊れないとも思うけれど、どうしても。
そこに私はいらない。

それが不意に、目がこの世界に戻って
あんなに懸命に腕を伸ばして来たりするから
なんかもう信じ難い気になる。
あまりのこと過ぎて意味がわからなくなったもの。
あの時、私の“狂おしい”が、 もし“狂った”になったとしたら
あっちゃんを引っ張るとか、手を引っ掻くとか、指を折るとか、服をむしり取るとか、
もう、そういうことなんだと思う。
“狂おしい”は“狂う寸前”ではなく“狂っているのを押し殺す”だと体感している。
“狂おしい”と、“狂っている”は近しいけれど
“狂おしい”と“狂った”は紙一重だけれど互いに不可侵だ。
理性の為せることだ。
人間の醍醐味だな、とか思ってしまい、自分の変態加減に呆れて笑ってしまった。


キーケースを替えました。
友禅文庫。
ステンドグラスみたいで可愛い。

前のゴルチエはもうボロボロでいい加減みっともなかったんだけど
最後だと思うと捨てられないのがサガ。




蒸し暑くて死にそうなこんな夜は
ドラッグやってはしゃいでるみたいな、初期のイエローモンキーを。

熟さない青い声の吉井が心地いい。
やっぱり夏は自棄起こしたみたいな乱痴気騒ぎが似合うね。

あっちゃんのエリーゼ歌入れの長尺で
取り敢えず全部持って行かれる。
アカペラの破壊力。
生々しい呼吸の音、瞬発的に膨らむ胴、
顔をしかめて声を張り上げ、最後まで声を残して絞り切る。

貴重な仮歌とか、メンバー同士の、目尻の端で察して解り合う空気とか。
緊密な空気感。
わやわやとしていたものが、
真摯に和やかにストイックに、徐々に組み上がって行く。

“スタッフよりも、メンバーの方がメンバーを解っている”なんて、
一見当たり前に聞こえるけれど、実は当たり前じゃない。
長くバンドをやって行くうち、メンバー同士は物理的に離れ
そして精神的にも離れて行くことは、よくある。

BUCK-TICKは多分、もしもメンバー5人だけが残されたとしても
ああやって曲を作れるんだと思う。
(蛇足だが、技術的な意味ではなく。)

お互いが出して来るものを、当たり前の様に信頼している。
最早BUCK-TICKに関しては使い古された表現に近いけれど、
あの人達は、バンドとして奇跡的だ。


ああいいBUCK-TICKだった。
なんて素敵なバンドを好きになったんだろう。

最後の最後、主題歌で泣かされました。

まだ脳内ぐるんぐるん。
平然と電車移動とか出来るテンションじゃ、ホントはないんだけど
取り敢えず横浜に移動!

ライヴとなにも関係ない公共の場で
“劇場版BUCK-TICK現象”とかいわれると、ぞわっとする。
なんかこう…アブノーマルな場所で情事、みたいな。
いい天気だー!
湿気が少なくて風は涼やか。

今日はBUCK-TICK映画の為に環状大移動です。
今から新宿で第1部→横浜に移動して第2部→西周りで帰宅(笑)。



一昨日出勤時に出会ったノラちゃん。初めて会った。




見る/見ない/見える/見えない

誰一人此方を向かない
此方を見ない
私を通り抜けて虚空へ放たれる焦点の合わない視線

一方で眼球への執着
眼球/気球/胞子/植物/胎児/ケルビム
あっちゃんは美しいなあ…。

顔もだけど、顔の話じゃなくて。

この人のこの力は一体なんなんだろう。
私には 神々しさ としか訳せなくなってしまうのだけど。

あの人の姿がステージに現れただけで
赦されたような、救われたような、
贖われたような気持ちになるのは、
我ながら気持ち悪いと常々思う程度の敦司ファンであることだけが理由ではなかろう。

ごく当たり前の仕草でステージに現れるあの時
一体どんな心持ちがしているのだろう。
人々の前に歩み出るその一歩一歩全てが、
凡人が一生踏み入れることのない世界の中にある。
それはいつも特別な歩みだ。
彼にとっては日常なのか、やはり特別なのか、知る由もないけれど。

美しい俺の天使、とか
優しいんだな君だけはこんな僕に君だけは、とか
彼の書いた詩になぞらえて
彼を天使と呼んだりミューズと呼んだり神と呼んだりするけれど
比喩でもなければ、その呼称に至るまでに思考の飛躍があるわけでもなく
ただただれっきとした本気だ。

唇から惜しげも無く命を迸らせる姿が
途方も無く輝かしく後光がゆらめいて見える。いつも、いつも。


Eggs'n Things!

美味しかったけど内臓が全て小麦粉とバターになった気分。
2人で一つで充分!




モーニン横浜(^-^)。

小雨。




夜の光も雨に滲むよ。

脳内のBGMはイエローモンキーのエデンの夜に。




共に青い春を駆け抜けます。これからも。



本ブログのライヴレポモドキは
あくまで モドキ であり
ライヴレポではありません。
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変態や偏愛に塗れています。
ご了承下さい。
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Profile
性別:
女性
自己紹介:
社会人も早くも5年目になり
30歳が見えて来た。


9歳か10歳辺りで吸血鬼やら魔女やら怪盗やらに異様な関心を示して以来、どうにもその辺から離れられない。
その後ヴィジュアル系に傾倒して火に油。
人生片足踏み外した、くらいに感じている。

とっくにバンギャ上がったつもりで居るが、如何せん抜けない。
でも 別にヴィジュアル系だから好きだったわけではないと よく解っていたりして
年々 自分の音楽嗜好を人に伝えにくい感じ。


大学で西洋近代美術専攻。
卒論は偏愛を暴走させてモローのオルフェウス関係に。


多分 基本的に変態。
特技は物忘れと妄想。


【好きな美術】
絵画はモロー・ルドン・クリムト
カラヴァッジオ・ブークロー
シュトゥック・ムンク・ドレ(特に油彩)
ミュシャ・ルイ=イカール。
立体はジョゼフ=コーネル、ガウディ
ガレ・ギマール等のナンシー派。
日本美術だと琳派辺りが少し好き。


【好きなモノカキ】
澁澤龍彦・江戸川乱歩・三島由紀夫。(なんというコテコテ。)漫画は古めの少女モノ偏読。(8等身万歳。)


【好きな人達】
*目下足繁く*
BUCK-TICK
山田晃士

*ライヴ行かないけど好き*
Versailles
MORRIE*
Kaya
HYDE*


* * * * * * * * * * *
Creature<<DEAD END
L'Arc<<<VAMPS
* * * * * * * * * * *

*過去バンド*
Lucy
THE YELLOW MONKEY
The Spy "C" Dildog
NeiL
LAREINE
BOΦWY
ROUAGE
BAISER
SOFT BALLET
MASCHERA
黒夢
SCHWEIN
Schwarz Stein
Aliene Ma'riage

等等。
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