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毎日毎日 煩悩と偏愛とその他諸々で雁字搦め。               偏愛に溢れた日常の記録。
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何の曲やったか全然覚えてない。楽し過ぎて。
こんなに音楽に集中出来て
楽しいスタンディングは初めてだったかも知れない。
あんなに笑顔でいられたのも初めてだ。

スワンカ、Babyアイウォンチュ、
スパイダー、ランデヴー、
羽虫、真っ赤な夜、ジョナサン、
夢幻、メメントモリ、
デッドヒート、ラヴレター、
ララバイ、ラズルダズル、
独壇場…あと何だっけ?

取り敢えず敦司が等身大でフルサイズ。
頭の天辺から爪先までの敦司が
ほぼずーっと見えるパラダイスでした。
楽器隊を見る時には手元を見たいのと同じ様に
あつしを見る時は上半身が見えると素敵なのだ。
寧ろ極論だが顔は見えなくてもいいくらいだ。
あの形の良い胴が如何に動いているかが見たい。
ああもう…なんて素晴らしい歌唄い!

衣装はワインレッドの長袖のフリルカットソー?にベスト。
ボトムはドレープの綺麗な、マキシの巻きスカートの様なものに
中がマットの黒の、レギンスかタイツ。
こ、れ、が、もう…ね!!
脚にピッタリ張り付いていて何事かと。

脚上げた拍子なんかに
ドレープの間からチラチラ見えてはいたのだが
lullabyでモニターに腰掛けて膝を折ったりするものだから
ドレープが割れて落ちて
レッグラインどころか
ヒップラインまで丸見えでホント酷かった。
スカートが身のこなしの優雅さを引き立てるし
非常にいい衣装だったなあ…。←

あと特筆すべきは星野をよく見たことかな。
今回は“目の前に来た人を素直にじっと見る”を実践してみました。
敦司がしっかり見えているからこその気持ちの余裕。

とてもよく笑っていて
ひらりひらりと身を翻し
ああやっぱりこの人格好良いなあ!って思った。

そうさどうせ私は星野が好きさ(笑)。

今井ちゃんも目の前に出て来てくれたのだが
終始含み笑いなの(笑)。
楽しんでた。
それが単純に嬉しかった。
メンバーが楽しそうなのが一番嬉しい。

新木場は音が良くて好き。
前の方でも耳に優しいよい音。
ベースの粒が立ってて、何度かぞわっとしたなあ。
渋いゆうたもとてもよく見えて、
運指の綺麗さにニヤニヤしました。
そりゃ当たり前かも知れないけど、
でもゆうたの、確実に粘る様に指を運ぶ弾き方は特徴あると思う。

…正直私今回のアルバムは
ライヴで聴くものとしては
前回のメメントモリ程好きではないらしく
ホールで観た時も
なかなかテンション上がり切らなかったんだが…いやはや。
ライヴハウスの方が楽しいかも知れない。

と言うか多分、セットリストが良かった。
緩急具合が丁度良く、メメントモリの時の様な
地獄の苦しみ
(余談だがあのツアーのスタンディングは
本当にきつかった気がする)も無かったが
テンションが冷えることも全く無かった。
歌わせる曲も多くて、ホールツアーとは全然違う表情のライヴだった。


なんか色々すいませんなくらいのニヤニヤ具合で
ホテルに帰りました。
あっちゃん今日もはしたなかった!(←凄く嬉しそう)
とかって、そんなテンションで
夢の国の帰りの人に混じってすみませんでした。


やっぱりBUCK-TICKは特別だった。
ノーリスクノーリターン!
やめられないよ最前ブロック。



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ゆうべはライヴに行って来た。
“いやらしいダメな男”の声を聴きに。
10年くらい振りの下北clubcue。
本当は対バンじゃなくてワンマンが良いけど。
好きでもない声を生で聴くのって本当に辛い
…から2バンド目で抜けて来た(爆)。

ゆうべもギラギラしてたな。
素敵な声だったな。楽しかった。
アラバマと、あんたのスウィングと、花のかんばせと、偉大なる女達へと、潮時の曲と、
あと何やったっけ?
知らない曲は無かったんだが、タイトル判らない曲あるからな…。

トランペットの渡辺さんの笑顔が相変わらず素敵。
やっぱり音楽って楽しいよね、って
ステージの上のひとの笑顔を目にすると、痛感する。
当たり前の様に享受しているけれど
決して当たり前ではない幸福。
こればっかりは自分の力で見つけたんだから
誇ってもいい筈。


そうそうバンギャも13年目なんです。
それなりに沢山の声を聴いて来たが
当然年々篩の目は狭くなり
好きなものは多い方がいいのに
私の中に残る声はとても少なくなってしまいまして。

数年間、BUCK-TICK周辺のみにぶら下がらざるを得なくなり
寂しいやら、不安やら焦燥やら…。

だったのが。
何度も言うが去年は本当にに大逆転だった。
感謝しますガレージシャンソン歌手!


…ところで一曲目の花のかんばせの最中。
すぐ右で見ていた友人にすらはっきり判るほど
じっとり目を見られた上、
ニヤリと笑われてしまったよ。
とても長く感じたが、友人曰く「3秒くらい」だったらしいよ。

直後、年末こうしさんと交わした会話を思い出す脳味噌。
そして直感する。
“ああああーどうしよう遂に顔覚えられた…!!”

…8割困る。(2割くらいは嬉しいくせに)
例えば今時のバンドの若いギャなら、素直に喜ぶところなんだろうが
いやはや困るよ下手なこと出来ないじゃないか。(何する気だ)

いやまあ…目立つよ目立つだろうよ私は。寧ろ我々は。
あれだけしか客居ない上に
ファンの中心層に比べて若過ぎる。
何れにせよもう色々手遅れなので腹括るとしよう(笑)。


そしてあと10日もするとBUCK-TICK。
聖骸布-御存知無い方の為に一応説明致すると聖骸布とは、麗しい敦司の顔面がプリントされたTシャツのことだ。-を買おうか本当に悩んでいる。

何れにせよ敦司だ。
スタンディングに参戦するのがどれだけ面倒でも(しかも真冬)
敦司から放たれるあのオーラを目にした瞬間
もう全部どうでもよくなるのだ。
楽しみだなあ!!
肋骨ミシミシ言っても、酸素足りなくても、腕上がらなくなっても、階段降りる姿がゾンビみたいになっても、いいもんね!
正直相当限界来てる瞬間も多々あるけど、
モンデュー!!貴方が悪いんだ!


更に今年は私的音楽事情が大躍進なのである。
増えたのよ、予想外の“男”が(笑)。

約二年半程 無料で見続けさせて戴くという、
今この状況になってみると
非常に申し訳無いモニターの仕方をしていたゴールデンボンバー。
(せめてものお返しにCD一気に全部買いした。同世代が頑張ってるんだもの笑。“あの頃”には絶対出来なかった大人買い!)

正直こんなに早く人気出ると思わなかった。
だから余計、今更嵌る気は無かったんだけどなあ…
生で観たくてもライヴ絶対行かないだろうし
そうするとフラストレーション溜まるし。

しかし完全にオバンギャホイホイだろうあのバンド(笑)。
其処彼処に罠が散らかってて避け切れませんでした。

最大の墜落ポイントは
好きな声(と云うか発声方法と云うか)に加えて
唄が上手いことでしたね。
“あの時代”の空気をしっかり継承した好い匂いに懐かしさが溢れ出すよ(笑)。
困った困ったなあ~。(楽しそうだな)


今年は音楽に金がかかる年になりそうです。(いつもだが)
頑張ります。(寧ろ頑張るな)
だって私もその時死ぬんだもの。


さてBUCK-TICK1229の感想文が全く書き上がらないまま
今年も気付いたら10日くらいになってる予感。


さて
2010年、最後に生で聴いた曲は 愛の讃歌 だった。

嬉しかった。

職場の隣のフランフランで
1日中掛かっている“オシャレカフェ風ポップス”。
結婚行進曲に歌付けたのとか
ハッピーバースデーのあの曲とか
その中に愛の讃歌が混ざっていてですね。

あなたーのもえるてでーわたしーをだきしめてー と
細い線の平仮名で書いたみたいな
ホヘェーっとした女性の声が歌っているの。
毎日毎日耳に入るうちに段々その
芯の無い意味の無い唄にイライラして来て
いやそれは最早「唄」ですらないわけだが
兎も角。

ああ晃士さん唄ってくれないかな
晃士さんの声で聴きたい。
晃士さんならどう唄うかな
と毎日の様に、頭の片隅で思っていたので。

もう ね すっごい好かったの。
すっっごい好かった。


メロディーに乗せることで
言葉を言葉以上の生きものに変えるのは
歌唄いの使える魔法のひとつだと思うけれど
歌唄い全員が魔法使いではないわけだ。

あの愛の讃歌は「生きて」いたなあ。
もう一回聴きたいなあ…
否もう一回と言わず…三回でも四回でも何回でも好いなあ…。


いやはや何を考えているんだか
2日連続でライヴに行ってしまったよ。

昨日の深夜、友人宅の近所で飲んでいた際
「そう言えば明日、晃士さんライヴなんだよね西荻窪で。」
「え?そうなの?!」
「うん……。…行く?」
「行く?」
「……行ってしまおうか。」
という短い会話の末、ライヴに行くことを敢行したのでした。
2日間で、
正反対の規模の会場で
正反対のタイプの歌唄いに会って来ました。

いやあもう…
ゆうべあの輝くステージの上の、
麗しいあっちゃんを観た、その後の
小さな店に設えられた舞台の上の、
等身大で生々しい山田晃士は
それはそれは美しく醜く愉しく、
脳味噌のキャパ的に無理をして行って良かったです。


辿り着いた会場は、雑居ビルの地下のビストロで
向かいはスナック、横もスナック。
ライヴハウスですらないよ?!なところでした。

店が開くのを待っていたら
店内から衣装を手に持った晃士さんが出て来まして、会釈を致しまして
そうしましたら
晃士さん「こんばんは」
私達「こんばんは」
晃士さん「お寒うございますね。ありがとうございます。」

…うーん……生山田晃士。
頭を抱えたくなる程に手近だぞ山田晃士。
きっと他のお客さん達には
「ライヴは非日常」という観念は薄いんだ。
年齢もあると思うが、皆さん気楽に挨拶を交わしていた。
恐ろしや!

出待ち入り待ちでメンバーとコミュニケーションを取る
という文化は近しかったものの、
大して歌が上手くもないヴォーカルと会話をするのに
大した思い入れも無いわけだし
思い入れが生まれる様なヴォーカルとは生の接点は無い世界だった。

片や山田晃士。
私の中では、ここ10年で聴いた歌唄いの中でナンバーワンなわけだ。
声、言葉、音楽性、思考回路。
そんな大物(私的にね)と
こんなに こんなに こんなに こんなに
あっさり喋れていいのか?!?!
因みに帰り際にもポロポロ喋っちゃったよ。恐ろしや!!

今宵はギター1本での弾き語り。
曲で判ったのは

夜会服で
El carnaval nombro la lujuria
古い写真
桜木町駅の切符切り
ラムール
12月
幕切れはひとり
あんたのスウィング
どつぼのワルツ

あとはカバーの
サントワマミー
群集
愛の賛歌

いやはや素敵な夜になりました。
晃士さんメルシー!



さあ 魔法は消えてしまったけれど
まだまだ続くよ山田晃士旋風。

因みに今まで2ヶ月だか3ヶ月だかの間
彼の人を呼ぶ際に「やまだこうし」とフルネームを使用していたのだが
如何せん長いので「こうしさん」にしてみようと思います。
(「あのダメなひと」、もしくは「あのいやらしい男」でも可/笑)

小さいライヴハウスは本当に久し振りで
地下へと続く階段を下りながらふと、
初めてライヴというものに行った時のことを思い出していた。
池袋CYBERだ。初めてのライヴにしちゃハードな選択だ(笑)。
(しかもAliene Ma'riageだった。いきなりヘドバンと金切シャウトの洗礼。
当時は特に何とも思っていなかったが
解散から10年近く経って見てみると 結構変なバンドだったと思う。)

懐かし過ぎる・・・・・・もうあれから12年経っている。
・・・・恐ろしいな。12年だって。
12年前の私の決断が、こんな大人を作ったんだ。
ライヴの快楽なんて覚えなきゃ、もう少しまともで居られただろうに(笑)。


話が逸れた。


さて中に入ると テーブルが幾つか。その周りに丸椅子がバラバラ。
・・・・おお・・・初めてだ席があるライヴって言うのは。
客層は30代の後半から40代全般くらいがメインか。若い子もちらほら。
にしても やはり25というのは最若年層だろうと。
男女比は3:7もしくは4:6くらい。
前方に 御互い顔見知りと思しき、常連グループが居て談笑していた。

カウンターでドリンクを引き換え、同行の一依氏と取り敢えず座る。
大体4列目くらいのセンターに構えたのだが、
すぐ後ろにはもう椅子は無く つまりそんなキャパ。
これでも距離を取ってみたのだが、それでもステージが恐ろしいほどに近い。
何も考えずにマイクスタンドの真前のラインに座ってしまった。習性って怖い。

程無く開演。
ステージに現れるメンバー・・・・・狭い・・・・狭いよ舞台が・・・。
因みに構成はヴォーカル、ギター(アコースティック)、コンバス、アコーディオン、トランペット、ドラム。
山田晃士氏は最後に登場。

ガレシャンに手を出したのは確か9月の末とかそんなものだと思うから
まだ 晃士さんの声を聴き始めてから
僅か3ヶ月足らずなわけだが

それにしたって
ましてやB-Tのツアー中だって言うのに毎日の様に聴き続け、
絶対に逢いに行くと決めた人に
あまりにあっさり逢えてしまったよ。

そりゃライヴ行けば会えるのは当然なんだけども
だって例えばB-Tのホールツアーで最前列取れたって、
あんなに肉感を伴った敦司は見られまい。
そうだそうだ小さいライヴハウスってこうだった、 って
想い出したけど、余りにも新鮮。

シルクハットにカーキゴールドのサテンのスーツをお召しの晃士さん。

「Bon soir!Bon soir、高円寺Show Boat!!」

・・・うん、凄い声量だ。この時点で既に。

「山田晃士と流浪の朝謡です!!!!」

ああ遂に生ガレージシャンソン歌手を見てしまった。
近過ぎてのけぞり気味の私。

そしてあっという間の2時間が始まりましたのです。
曲は知らないのばっかりだったけど全く問題無し。グルーヴ最高。
*どつぼのワルツ
*あんたのスウィング
*ジゴロとべラミー
*Alabama Song
*El carnaval nombró la lujuria
は判った。

本当に愉しかった。来年は通おうと思います。

ゆうべあっちゃんは、夢幻のイントロで 舞い上がれ!! と叫んだ。
不覚にも涙腺が崩壊した。
あの光は幻じゃなかった。
そしてそのままソラリス。
勿論涙腺は崩壊したまま…(笑)。

悲しみは無くならないし
痛みも無くならない。
段々と現実に慣れるだけで
ずっと残ってゆく。

夢でも幻でもいいです。
そもそもそれらですら
誰でも見られるわけじゃない。ゆうべのあっちゃんは、一段と綺麗だった。


あっちゃん花道来た!近かった!

今日はあっちゃんお喋りいっぱい。
しかも噛まない。
これは特筆に値する。

今日はお客の纏まりが凄く良くて凄く楽しかった。
このツアーで一番だった。

モンタージュやりましたよ。

PIXYでは今井ちゃんのお尻をぺしっ。


全く曲順が覚えられない自分に好い加減びっくりする。
でも兎に角楽しかった。
いないふりかかるのような

あー…

敦司の短髪、まずいねやっぱり。

清廉で潔癖で知性さえ感じさせるあの髪や、
よくフィットしてピシッとプレスの効いたシャツが
益々磨きのかかる質の好いエロスを
引き立てるわなんのって。

もう席が本当に近くて。
気に中てられてました完全に。ヴィクティム終わった後なんて暫く放心。0
何も言葉が出ない…(そんな自分に苦笑するくらいに)。


ソラリス、サビで照明がふわーっと白くなり
あっちゃんの顔が、暑さと込めた力で赤くなっているのが
まざまざと生々しく見えた。
更に高音域で両目をぎゅっと瞑って、
そうやって生命削って唄っていた
あの顔が忘れられない。
普通に思い出し泣きする始末。


やっぱり羽虫は
手扇子する曲じゃないよね。
手扇子が定番化してるけど
そんな、此方から何かアプローチする世界じゃないですよあれは。

もう聴けば聴く程痛くて痛くて。
身体の内に熱をぐっと抑え込んで
あのカラリとしたメロディーを紡ぐわけですよ。
サビ前の敦司の叫びに鳥肌が立って、一瞬で喉がカラカラになった。


まさかのコヨーテは圧巻。
あれもサビのハイトーンが綺麗なんだ。
聴けると思わなかった。嬉しかった。大好きあの曲。


BUCK-TICKって本当に凄いバンドだと。
あのデリケートな人をね、よくぞああも 上手く守って育ててくれたなと。
蝶よ花よ だよねって昨日チヨちゃんとも話してたんだけど。
例えば吉井なんかも割とそうなんだけど、
ああいう根暗で難しい性格のフロントマンは
例えその人がイニシアティブを取って動いているバンドだとしても
メンバーがしっかり守ってあげないといかんのですよ。
或いは、メンバー誰かの“ミューズ”であるっていうのも有効。

メンバーチェンジを繰り返したり、バンド組む為に出会って、引き抜いて、変えて、
っていう感じで進んで来たバンドと
バンドやる前から知り合っていたバンドでは 空気が違うと思う。
嗚呼麗しき哉メンバー愛。
(蛇足だが 最近はムックがめっきりそんな感じに見える。)


独壇場beautyはよく纏まった印象。
客のモチベーションが整って来たと思った。
ライヴ序盤から、しっかり掛け合いのある曲が入るって心地良い。
で、マイクを向けるあっちゃんがね
また満腹の猫みたいな満足げな顔するんだわ(笑)。
可愛いなあーもーう。(妄想入ってるよ)



錯乱ベイベーが相変わらず大好きです。
イントロから頭ガンガン揺らしてしまうよ。
重い後ろノリが大好きよ。
サビは特にベースのグルーヴの好い横ノリで頭ぐらんぐらんになるのよ。

しかしあの曲はどうやら、
BUCK-TICKファン内の一般的な価値観で云うと
そんなに滅茶苦茶にノる曲ではないらしいんだな(笑)。
何でなのかな(笑)。
あんなにダンサブルなのに…!
こっしをふれっベイベ!


ボレロもねー。反則よねあれ。
ねえ 笑ってよ  で あっちゃんは自分の頤に手を添えて
スッと頭が空を向く形になってね。
ああ、そういうことなのか  って。物凄く腑に落ちた。


今回のアルバムはとても楽しくて優しいけれど
そして本人達が言ってる様に、memento moriとは全然違う世界だけど
でも、完全にmemento moriの背中側、或いは進化形なわけよね。
敦司は今回 殊にコミカルに、優しげに、明るく唄っているけれど
差し伸べていない方の手には死を握り締めている。

脱線するけど
彼等がこういうアルバム作ってくれたお陰で
私は自分の価値観に自信持って良い気すらしてる。
死を忘れるな という考え方はずっと親しんでいたものだから
彼等が正面切ってあのアルバムをリリースしてくれた時は 本当に嬉しかったけれど
その次に この展開になったのは想像以上だった。
敦司の思考回路がどう動いているのか、シングルで見えてはいたけれど
こうもストレートに来るとは思っていなかった。


さて今回も書き終わりません。
 
夢幻であっちゃんはにこっと笑った。
肉眼でそれが判るくらい、パルテノンは狭いし
そもそも席もそこそこ近かった。

あっちゃんが笑うと、まるで全てが赦された様な気がするのね。
生きていてもいいし、荒れていてもいいし、狂ってもいいし。

病的だなあ…(笑)。

…まあ、だとしてもね。

よく「本当にあっちゃんが好きだよねえ。」と半ば呆れ気味に云われるが
逆にどうやったら敦司を愛さずに居られるのかが解らない。
あのステージで、敦司以外に目が行くなんて、
私にとっては殆ど信じ難い話だ。
(蛇足だが無論、これは非難や否定や比較の類ではない。)


ソラリスは横浜公演よりも優しく明るくて、スケールも上がっていた。
こんな私に夢をくれちゃって、いいわけ?
夢を夢を…と差し招く様に見える仕草にまたぐうっと来てしまった。
まさかの“回数重ねるごとに更に泣く”パターンらしい。


狂気のデッドヒートの始まる前、マイクスタンドに縋る様にして 散々喘いでいらっしゃいました。
あの声は脳に悪い。
一曲終わったら変な高笑いが止まらなくなってしまって
右横の友人に「ああまた狂った」と云われてしまったよ
ごめんよ左右の友人、そして前の席の見知らぬ人。
敦司が悪いんだ敦司が。


さて酩酊の阿片窟VICTIMS OF LOVE。
やっぱりあれ素晴らしいね。
震えるファルセットが鼓膜の奥から剥がれない。

とん、とあの肩を叩いたら
体中に引いたゴムが切れてバラバラと崩れ落ちそうな
そんな気がする緊張感。

あの敦司を観られるなら
もっと無茶してでももっと回数行けば良かった。
ツアー映像リリースあると信じてるんだけど。
そして収録されますように…。
(て云うかいい加減セルフカヴァーアルバム出してくれ!!)


それにしても
敦司はホントに観るに堪えるいい歌唄いだなあ。

例えばそれなり以上の動員取ってるバンドだからって
何処のバンドもフロントマンがあんななわけじゃない。
それが身に沁みてるから余計敦司を讃えて止まないです。

これ以上まだ声を大にして云いたい。
櫻井敦司は素晴らしい。

ゆうたのかつての名言であるところの
「やっぱり、やっぱりあっちゃんはすごいんだよ!!」
って云うのは、そんな手放しの称賛がメンバーから出ること自体がまず凄いわけで。

…ああなんかもう全部蛇足だね。うん。


tango swankaが、どんどん楽しくなる。
緩ーく でも ぐらんぐらん頭振れる感じ。
夏なら真昼間からモヒート片手に泥酔したい感じ。

一人称“僕”の敦司に激m(略)あの清廉で潔癖な短髪で一人称“僕”!
汚したくなr(やめろ)

足がもつれた敦司が、みっともなく転ぶのが見たいです。
でもいざそんなシーンになったら絶叫するでしょうね。
「顔面!」って。

別に敦司があの顔じゃなくても
敦司の唄をとても好きではあっただろうが
しかしあれはやはり珍重されるべき顔面だ。


…さて
3日分の休み時間を費やしても
まだ敦司に関して書き上がらない(笑)。
取り敢えずこれくらいに。


頭が敦司で充填されている状態はこの上無く幸せだが
残念な事に理性にかなり差し障る(笑)。
なのに横須賀が明日に迫っています。
楽しみです。
アルバムを聴きながら、神奈川県民のざーっと感想その他流し書き。

●ラズルダズル
音が始まり 敦司が唄い出し、
ライヴが走り出した瞬間のあの歓声とざわめきは格別。
またBUCK-TICKに会えた事が嬉しくて
ずっと満面で笑ってたと思う。
トゥナイトゥナーーーイ!!って
やっぱり自然に腕が上がるよね!!

今回のセットは、ステージを縁取る様にLEDのスクリーンが設置されていて
曲に合わせて様々な雰囲気の舞台を作り出す仕組み。

ラズルダズル、で最初にステージ見た瞬間の感想は
「ビッグバンドビートだ(笑)!」
チヨちゃんの言葉を借りるなら、“BUCK-TICKはディズニーになりました”。

ステージ奥にも楕円のスクリーンが設置されていて
それが窓になったり、背景になったり。
私が偏愛する“ギラギラと後ろ暗くて享楽の匂いがする世界”がまさにそこに。

銀色っぽいフリンジのカーテンの様な背景に赤紫の照明で
縁取りのLEDではシャンデリアとカーテンの影、って云う
タブローズのあのままみたいな演出があったな。

で、その舞台にスッと立った敦司の麗しいこと麗しいこと。

…その瞬間から視線はロックオンですよ。
もうあつししかみえない。(いつもだろ)


●デッドヒート
件の映像と泳ぐ敦司(笑)。
いいじゃないか君、娘居るだろう(笑)?!って思った(笑)。
だけど、妻子も無事出来たのに
敢えてああいう歌生んじゃうところが好きです。
歌唄いが性的じゃなくなるのは嫌だ。

一番アレな嬌声は外さない辺りが、ね(笑)。
本人の本気具合が判るってものですよ。
バカみたいに頭ぐらんぐらんさせて乗れる曲だった。


●独壇場
この曲で一気にヒートアップした。
踊るし跳ねるし、声も出せるし、凄く好い位置。
ツアーが巡って行くに従って、もっともっと盛り上がる曲になると思うし
多分もっともっと統一感のあるノリになると思う。


●羽虫
なんだかこの曲は…予想以上に踊れて、トランスの様に乗れて
そして予想以上に切なくて狂おしかったな。

因みにこれは決して手扇子の類をやる曲では無いと思う。

吼える様に張り上げた声を喉で潰して
ああ痛いなあー と。
羽虫で泣くとは思わなかったんだけどね。
敦司がああも躯削って唄ってるの見てしまうとね。
歌唄いってなんて命懸けの商売なんだろう とか思いながら
ぎゅうー っと来てしまうわけだ。

フィクションだとしても、それをわざわざ身に映して客に与えるんだ。
フォアグラの鵞鳥。しかも自ら望んで鵞鳥になる。
一種心身と人生の切り売りだよね。歌唄いって。

因みに、あっちゃんの「アリアドネ」の発音が好きです。
「アリアドンネ」ていう感じに跳ねる瞬間のビブラートが絶品。


●妖月
アンコールでした。シングルVer.
紗幕の向こうにメンバーが出て来て
紗幕には、赤い水面が揺れる様な映像が流れた。
たらーりぬらーり 好い雰囲気。
這い蹲る敦司の影がファントムの様だった。
VICTIMと並ぶ阿片窟ソングでした。酩酊。

●bolero
これは化けたな。 綺麗で、音源よりも幸せだった。
サビの高音とエコーがホール中に響き渡る。
敦司の顔が和らいでいて、ホッとした。
物凄く爽やかな、たしか明るいエメラルドグリーンの照明が
ふわぁーっと点いて、一瞬草原に居るみたいな気になった。
1番のサビ終わるくらいから急に感動してしまい
2番頭の”愛しい鼓動はボレロ”で胸をとんとんやる仕草で涙腺崩壊。
敦司が歌唄いとして生きてくれたことに本気で感謝したりした。

・・・最近本当にしみじみ思うんだけど、私は本当に、呆れるほどあの声が好きらしい。


●ジャンゴ
もっともーっと盛り上がるかと思ったら、そうでも無かったかな。
まだまだこれからかな。
何せこの曲、”拾う”箇所が凄く多いから、纏まるまでに時間かかりそう。
手拍子してる人誰も居ないし、
ジャンゴー!!で跳ねるかと思ったら
びびでばびでぶー のところが一番腕の上がりが多いと言う。
まぁ 明らかに後ろノリのところで前ノリしてる人が多いのはデフォとして ね。

●錯乱Baby
やっぱりすーーーーーっごい好きだわこの曲。
まずベースが好い。
敦司の声の表情を殺さない いいミドルテンポだし。
サビ前の2小節のフレーズは、フロアタムが利いてて
一気にボトムにリズムが流れて、頭振れてよい。

ギターソロ明けの、溜めて裏拍になるとこも非常によい。
思わずガーンと頭振っちゃうよね。

で、何と言っても最後の転調。
あそこが堪らないのですよ。すんなり終わらせないあの感じ。
「腰を振れBaby」の前のあああーーー って言うあの声が、
フレーズとメロディーを引き立てる。
その後も、よく聴くと 喉に引っ掛けた声がすごい獣染みてるのね。
ああいうところが好いんだ敦司は(笑)。

・・・こういう 物凄ーく細かい声の機敏を敏感に集音する耳です。
それがライヴでも音源でも同じことです。こういう無駄な機能には優れてます。


先に富山の公演を観ていた某友人から、
「あっちゃんが春日に見えたら負け」とか云われてたのですが

いやはやいやはや、
近年稀に見る短髪でしたよ。
美貌が際立って美しかった。
誰だ春日とか言った奴。(お前もだよ)


チヨちゃんとは

春日-某メフィスト-敦司

というグラデーションだね、と話したわけだが(笑)。


耳と首が全部見えるあっちゃんて、なんて新鮮なのかしらと
またニタニタしました。
切り揃えた髪の清潔感が、
セットや世界観の退廃や悦楽の感と
強いコントラストを成していて
潔癖さや無防備さすら感じさせて、逆に物凄くエロス。
なんなのあの項!
耳の後ろまで見えるなんて!怪しからん!
少しは隠せ!

白い頸が、黒いシャツからすっと伸びてですね
まァー麗しいわなんのって。
そしてその喉に爪立てて
掻き毟る真似するんだから手に負えない。
変な笑いが止まらなくなっても叱られまい。

今井-敦司の2ショットが
敢えて持ち出すけど、サイフリート-ユーリみたいな。
そんな 危うい放埒と清廉。
“僕は悪魔じゃない”とか
“奴は天使じゃない”とか
狙い切ってると思った。
それが敦司の意識下にしろ無意識下にしろ ね。

髪が伸びて行くの惜しいです。
来週にはどうなってるかしら。

VICTIM!!

VICTIMがVICTIMが!




ああ……もう…ダメ。
正気に戻れない。


アルバムツアーなのに
一番 持って行かれた のはVICTIMS~だった。
今は取り敢えず、あの曲で頭がいっぱい。

噂に聴いていたリアレンジ。
キーはファルセットと地声の間ギリギリに上げられ、
メロディーは複雑に、半音が増え、
リズムには絶界の様なプリミティヴな色が加わって
なんだかもう…なんだかもう…
心臓を握られた様なじわじわとした衝撃に息が苦しくなった。

一言で言い表すならば「酩酊」かな。

阿片窟で歌を唄い踊る、サロメを思わせた。


22年振りに、(今井が) とても綺麗な曲にしてくれました と
敦司はとても嬉しそうに言った。
口の端がふわっと上がるのが、しっかり見えた。


そして今井はブログで「この形が本来の姿だったのかも知れない」と云う旨のことを書いていた。

今井は当然、敦司が唄うということを考えて曲を作り直しているわけだ。
それで あのキー。あのギリギリの。
細心の注意を払わなければ
いつ揺らいでもおかしくない あのキー。

…以前ここで
“敦司の声は、少し張り上げるくらいが一番色っぽいし美しいと思う”
という旨書いた記憶があって、そしてそれを常々思っているのだが
まさに それだった。
常に 全力で躯を遣って声を張り上げないと唄い切れないメロディー。
なんて甘くてサディスティックで真摯な愛なんだろう。


そして初めて思ったこと、
これこそ私が一番望んでいた敦司かも知れないと云うこと。

あれだけ色々な要素を併せ保つ
敦司の「唄」ないし「歌」というものに
そんなピンポイントな願望を抱いたことは、流石に 今迄無かったのに
何か ピン と来てしまったとしか表し様が無い。

何か素晴らしい藝術を観た様な曲でした。


…そう、大体、BUCK-TICKに於いて
“芸術的楽曲”なんて表現を使うことは今迄無かった。
VICTIMS~を観て、
どうかしたの?って位完成度が高いと感じたのは
私だけじゃないと思うのだが。

それにしても、BUCK-TICKはつくづく“次のステージ”に行ったのだなと。
格段の進化を遂げたのは間違い無い。

敦司はこれからまだまだ唄が巧くなるんだな、と
音源よりずっと感情を剥き出した「羽虫のように」を聴きながらぼんやり思っていた。

Solarisの絶唱は圧巻だった。
喉の奥に悲痛なくらいの願いを込めた
綺麗なビブラートが会場に響き渡っていた。


…いつもの事だが
敦司について、語りたいことは尽きない。
けれど、次回はもう少しまともに見られるだろう。

ツアーの初回と云うのはいつも
いつにも増して敦司しか見ていないし
まず、生の敦司がそこに居て
今まさに唄っているという事実に毎回衝撃を受けて
殆ど熱に浮かされた様に終わってしまう。

好い加減慣れないものかね。
何回敦司に会いに行ってると思ってるんだ。
自分が一番、自分の脳味噌を危ういと思っている。


…さて“普通のレポ”は、書けたら書こう。
備忘録にもなるし、やっぱり書いておいた方が何かと良い。
さてすっかり歳も開けたんだが未だ書き上がらなかったんだ。

やっぱり年末にBUCK-TICKが無いと年越せないと思う。
例えネガティブなことが沢山あった1年でも
あのライヴで禊の様に何かが落ちてゆく。

今回も素敵なライヴでした。
世界はすっかり平和な気すらした。

□■SET LIST■□

-SE-
THEME OF B-T

ICONOCLASM
無知の涙
Kick~大地を蹴る男~
薔薇色の日々
ミウ

memento mori
原罪
絶界
Coyote
Lullaby-Ⅲ
tight rope
Snow White

天使は誰だ
真っ赤な夜-Bloody-
極東より愛を込めて

En.1
MISTY ZONE
幻想の花

En.2
ROMANCE
夢魔-The Nightmare-

En.3
HEAVEN
RENDEZVOUS

■□曲アレコレ□■

MAD…
これ聴きたかった!
イントロSE鳴った瞬間鳥肌が…。
狂った太陽は高校2年の時に1番よく聴いていて、修学旅行でもずっと聴いてたアルバム。
高校の仲間が3人ま居たので、なんか矢鱈あの頃の景色が脳裏に浮かび上がって来た。

無知の涙…
この曲を唄うあっちゃんの声は年々、喉の奥に悲痛の様な響きが濃くなってるよね。

Kick~大地を蹴る男~…
ああああエアロビ(笑)!!
(3人揃って笑い崩れてすみません。)
大好きな曲。
大地を目一杯蹴って上と云うか“宙”へゆく。
「さあ道化師」の「さあ」の翻る躍動感とか、「光る地獄で泣きながら」の張り上げた感じとか、ヒデのコーラスとの響きとか、大好き。
でも笑っちゃう(笑)。

薔薇色の日々…
イントロで暫く判らなかったくらい久々に聴いた曲。
何故ウォークマンに入っていないんだ?好きな曲。…高校の時、朝よく聴いてたな。
サビで溢れ出す、白い光と解放と音速と花の香りの、あの眩暈の様な幸福感。。
そのまま目を瞑って後ろへ倒れたら、砂時計の様に柔らかく吸い込まれて楽園とやらへ行けそうな。

ミウ…
名曲だ。やっぱり名曲。
透明で、湿度があって、切ない。
でも優しく柔らかく美しい。

…音源とは違う、思い切り体を使って発声するあっちゃんの背中がブレスで微かに波打つのが見えた気がした。
気持ち悪いね。うん、知ってる。

memento mori…
あの人数でこの曲の爆発力は凄いものがある。
そしてサビで2万本前後の腕がステージへとそよぐあの光景。オーディエンスもメンバーも、好い顔してるんだ、この曲の時凄く。

絶界&Coyote…
この流れ!この曲順最高!
土の匂いと赤い色。プリミティヴ、血の気、熱情。
coyoteのあの“いいポイント”で1人空気読めないバカ男が居てイラッとしたけど。
あっちゃんはやっぱりフラメンコでも踊ればいいと思う。

Lullaby-III
久々に髑髏ちゃんがお目見えしたので、オカマバーLullabyが開店するかと思ったらしなかった。

TIGHT ROPE…
セルフカヴァーの方。
天井の高い会場がよく似合う。あっちゃんの伸びる中高音と、泡の上がってゆく様な今井ちゃんのギターが絶品でした。

Snow White…
これ!聴きたかったの!
BUCK-TICKのバラード系統の曲の中では3指に入る。
絶唱系ラヴ。あっちゃんは張り上げるくらいの高音がセクシーだと思う。
この曲で、あっちゃんの呼吸と矢鱈シンクロするという秘技を持っています。(気持ち悪いだけだろ)

天使は誰だ…
イントロの鳴った瞬間のあのざわめきが堪らない。
ぐわぁっと熱が上がる。
つくづくライヴが楽しい曲。このまま超定番になるといいな。

極東より愛を込めて…
世界中がこうだったら戦争なんか無くなるのにと、どう考えても愚論だけど、無数の腕がそよぐ景色を眺めながら思ったりする。
09年は世間的に言ってもロクな年じゃなかった。
でも“この瞬間”がある限りはいくらでも生きて行けると本気で思うわけだ。代え難いね。


EC.1

MISTY ZONE…
恒例の「古い曲やりまーす!」。
だ、か、ら、セルフカヴァーアルバム出そうよBUCK-TICKさん!
2年に渡って3枚リリースとかで!(多いなおい)

幻想の花…
この曲、今回が初BUCK-TICKの後輩ちゃんがずっと聴きたがってた曲でした。何たる強運(笑)!!
私は横浜アリーナ以来でした。ライヴで聴いた方が沁みるな。
中高音の発声が素晴らしい。
“朝日が突き刺す”の“す”にクラッと来る。


EC.2

ROMANCE…
あっっっちゃん!唄う時はヴェールはお取り(笑)!!
ゆうたに憑いた魔物みたいだから(笑)!!
否、素敵でしたよ櫻井さん。こういうの演らせたら誰も適わないのよ。

夢魔-The Nightmare-…
この曲が始まる時って、イントロSEも相俟ってなんか地の底から昇る様な歓声が起こるのね。
何度聴いても独特の迫力に鳥肌
ツンドラ教健在につき、
非常に気持ち悪い且つ喜ばしい光景を目にすることが出来ました。


EC.3
HEAVEN…
この曲も、ライヴの方が何倍も好き。
大サビの直前の、一旦静かになってぐわーんと鳴るところ
(もう僅かでもまともな表現は無いのか脳味噌よ)で、
涙腺にぐうっと来てしまった。
白く重く曇っていた空が晴れ渡って行く様な曲だと思うんだ。
メンバー5人共表情が柔らかで嬉しくなった。

RENDEZVOUS…
あのダサ(略)PVは割に合わないと思うんだが
取り敢えずライヴではハッピーに盛り上がって非常に好い。
曲に参加出来るってホント楽しい。
なんかもうサビ来る前から、既に緩んでた涙腺が決壊して
ずっと曇り過ぎな視界でステージ見てました(笑)。
rendezvousは泣ける曲じゃないと思ってたんだけどな…近年めっきり涙脆くなってる。
(そう言えば去年も、最後辺りでGALAXYで号泣してたんだったっけ。)
あっちゃんに、BUCK-TICKさんに、心からありがとう。


■□衣装とか□■

☆あっちゃんの衣装が、黒いトレンチ+ボトムが激ワイドパンツ!!
好きなんですあっちゃんのワイドパンツ。92年climax togetherとか、at the night sideとか。

あっちゃんが歩く度、薄衣の裾がひらりらひらりらと翻り
レッグラインがうっかり丸々モロ見えになるのでは無いかと
大変期t…危惧していたのですが、
しっかり裏地が付いていてとても残n…安心しました。(当たり前だろ)
トレンチ最後まで脱がなかったのですが、一体中は何を着ていたんだあっちゃん。
申し訳程度の袖を期待していたんだが。
あと何やら右の手首辺りやら何やらがキラキラしていて素敵でしたね。

☆今井ちゃんは、アンコールで双眼鏡で見たら、薔薇柄のトップスに何やら色々デコレーションが。
公式ブログに拠れば、その上に極彩色のマリア柄のジャケットとスカート穿いてたらしい。
道理で遠目から柄が判然としないわけよ。
逆カモフラージュみたいになってるからそれ。
あと、髪型が非常に可愛かったです。

☆ゆうたは“いつもの感じ”。
がばっっと開襟したスーツにペンダントがキラキラ。
ノーズの長いギャル男靴(笑)。
矢鱈と飛び跳ねてました。ご機嫌。

☆ヒデは何だか一回りほっそりした印象。
今回のスーツは遠目から見る限りかなり好みな感じでした。
左身頃に、縦のラインで何やらキラキラ。似合うのがまた(略
ぶっちゃけ今回MOTELやってないので、演奏中のヒデは多分トータル30秒も見てません(爆)☆

☆アニイ…えっと…トサカの印象しか無い…(爆)。
おっかしいなァーちゃんとハケる時とか見てたのになあ。


…蛇足ですが今回もひたすらあっちゃんに釘付けで終わったわけです。
単発ライヴだから余計にね。仕方無いよ。うん。
フロントマンの彼のMCがたどたどし過ぎて本当に愛らしいと思いました(え)。
あっちゃんかなりご機嫌でしたね。
ほら御覧、敦司が微笑むなら世界は平w(妄言)




では、…今年も偏愛と妄言に満ち溢れた年にならんことをアーメン!
もう丸1日以上経っちゃった。
寂しいなあ…。


昨日、箱を上から眺めて気付いたことボロボロ。


●いつも自分が居る辺りは、上から見ると人口密度が高過ぎてうようよした塊にしか見えないということ。

●1曲目のmementoでいきなり一斉に腕が上がるわけだが、それはそれはもう気持ち悪いくらいの光景だということ。
フロアの色が黒から肌色に変わるということ(笑)。しかも多分最低でも3000本くらいの腕が揃ってステージを向くんだもの。磯巾着とか風の吹いた麦畑とか、そういう感じ。

●あっちゃんがフロアに腕を伸べると、前を向いていた腕がまた一斉に、砂鉄の実験みたいにザザ…とあっちゃんの腕に向くということ。
そしてそれが、触手のイキモノに絡め捕られる様に見えるということ。

●あっちゃんの撒く水、あれが無かったら暑過ぎて死人が出るぞ?ということ。端から見ていると大したものでは無いんだが、あれ当事者になってみると、あの数滴が命の水に等しい(笑)。もっとかけて下さい。

●ツアー頭からずっっっっと気になってたんだが、ララバイ前の今井さんのアレ。あのフレーズ。あれが伊勢佐木町ブルースにしか聞こえないんです。

●照明、あんなに色々綺麗だったのか。知らなかった。スズメバチで真黄色なのと、コヨーテで土の色になるのと、mementoで赤くなるのしか知覚していない。
見えないし、仮に見えていてもあっちゃんをどうにか明瞭に映そうと脳が必死過ぎて全然役に立たない。
相変わらず断片的極まり無い記憶。
はっきり残っているもののみ火急でメモ。


●キラメキで今井ちゃんに上着をかけるあっちゃん。→なすがままの今井ちゃん→やがてずるっと落ちる→スタッフが広いに走って来る(笑)。

●あっちゃんの白い面に赤と緑の照明が映って、時間が止まったオブジェの様に見えた。その口が突如開き、瞑い穴に並んだ白い歯の奥から声が迸り出て来た様な印象。

●エンプティガールで今井ちゃんにマイクを向けて2人でコーラス

●ジャストワンモアキスで途中の台詞喋ってました。珍しい。しかし未だに何を言っているのか正確にはわからず。

●アンコールでまた写真を撮り、親指を立てる今井ちゃん

●LIMBOで激しくタンバリンを打ち鳴らすあっちゃん(昨日もやってたらしい・笑)→少しエアロビ(笑)→“踊れ”と何度も煽るあっちゃん。かなり頭振って回ってた。

●足の踏み鳴らし具合と駆け上がり具合が 物凄くキレていて格好良かった。つくりものを見ている様な感覚。

●めっきり昇華した感のあるheaven。あっちゃんのヴィヴラートが素晴らしく空気を揺らして 鼓膜を揺らして 髪の付け根がぞわぞわして 鳥肌が止まらなかった。
●敦司のけしからん肩~手首の稜線@磔刑の仕草

●MOTEL、まさかのイントロフレーズのピッキングミス(笑)!★野さん、そこは一番ミスっちゃいかん所です(爆)!

●アンコールで携帯を持ち出し写真を撮り出す今井ちゃん。笑顔!笑顔が!優しい!

●髪を振り乱す敦司の 突如露わになる首筋が白く光ってけしからんのなんのってもう…殺す気かと。毎度ながら。

●アリスでなんか頭から変→入りミスのあっちゃん→無理矢理ギターまで入って進行しかける→空中分解→あっちゃん“俺?”と自分を指差して今井を見、★野を見…→ゆうたがトトトトと降りて来て、あっちゃんにトントン→“俺、俺だよ”→やり直し。物凄く美味しいシーン。ほのぼのBUCK-TICK(笑)。



ざっと覚え書きその1でした。
いつも通り、友人Mに送って貰いました。
どうやったらちゃんと憶えていられるんですか?

本編はアルバム曲がどわーっと。
メッセージとセレナーデ以外。
あとアルバム以外から、
白鳥の湖をフィーチャーした キラメキの中で と LIMBO 。

順番は両日で結構違ったと思いますが、記憶違いの可能性アリアリ。

アンコールは

【911】
EN1
1地下室のメロディー
2極東愛込

EN2
1リヴォルヴァー
2ジャストワンモアキス
3エンプティガール


【912】
EN1
1ミスティーブルー
2地下室のメロディー

EN2
1galaxy
2バスター
3heaven


1日目は全体的にまったりモード。
激戦ゾーンからの跳ね返しの影響もまるで無かった。
開演前のムーヴィーでは
一頻り笑わせて頂きました…(笑)。

2日目は、後ろから見ていてもはっきり判る程の
かなりの激戦具合だったらしい。
そしてその激戦ゾーンでは
“今日凄いですね”“ヤヴァイですね”
という様な会話が彼方此方で、
当然赤の他人同士で為されていましたよ。

よりによってそんな日にあそこまで行ったのか私。
もう何も怖くないね(笑)。

センター上手寄りから斬り込んで8~10列目
一度下手寄りへ流されて6~7列目
センターを通り過ぎて上手寄りで4~5列目…
とジグザグに流されつつじりじりめり込んでみました。

天使は誰だとLIMBOで
頭の螺子が取れた様に跳んで
一緒に色んなものが解れて取れて行った。
デトックス。
《SETLIST》

●真っ赤な夜

●アンファン(※1)

●Baby,I want you.

●MOTEL13

●アンブレラ

●勝手にしやがれ
(唄っておくれよ…踊っておくれよ…勝手に…勝手にしやがれっ)

●メッセージ
(ここに居る、全ての、天使達に)

●memento mori

●ジョナサン

●コヨーテ
(強く逞しい女達に)

●謝肉祭

●lullabyⅢ(※2 本日のBar.lullaby)

●天使は誰だ(※3 櫻井敦司先生による歌唱指導)

●スズメバチ

●セレナーデ(※4)

●ヘヴン


EN1

●絶界
(ソロ明け絶叫→嗚呼嗚呼無常だ絶界、となる)

●悪の華

●夢魔


EN2

●galaxy

●ナショナルメディアボーイズ

-メンバー紹介-

●ラヴミー


※1
“最上階”とかでスピーカーを駆け上る、“足踏み鳴ら”す、
髪を振り乱すそのテンションが
ツアー序盤に比べても明らかに物凄くハイ。
しかも最終日。2曲目にして全開で振り切れていた。


※2
「髑髏ちゃん…あなたとも今日で最後かしら。」
「…寂しいわぁ。」
「今夜は一緒に飲みましょ。」


※3
「皆さんのパートはーとてもー簡単でーす(←似非外人風。」
「…I、I、love、love。…I、I…」
(マイクを向けるがまばらな声が返るだけ。コントの様に崩れるあっちゃん。会場爆笑。)
2度目、3度目のレッスン(笑)は成功。あっちゃん御満悦。


※4
途中でベッと舌を出し目を虚ろにして、
お道化て暑い暑いと顔を扇いで見せるあっちゃん。
その後 ニッと笑った。その笑顔極上!
ミリオンダラースマイル!(←)


やはり最終日とあって、
メンバー皆様かなりハイテンションでいらっしゃいました。
もう終わっちゃうのか。さみしい。
すっかり書き忘れていたんだが
一昨日はビッグサプライズもあったのです。

終演後、ロビーで3人合流し物販へ。
子トートのナイスサイジングに負けて親子トートと、
今ツアーで1度も買っていなかったトレカを1つ購入。
その場でトレカ開封したら
とても格好宜しい今井ちゃんとかゆうたんとか入ってたのに
あっちゃんは顔のアップじゃなくて引きの全身写真。

しかし友人その1の買った方には、
とてもとても格好宜しいアップのあっちゃんのカードが。

私もあっちゃんのアップ欲しい!
と人目を憚らず3歳児の如く叫びましたが
正直5枚で1000円のカードにはやや躊躇いが伴います。
何故って、当たり前ですが
またあっちゃんは引きショットかも知れないし
また引きのあっちゃんで、
しかも他のメンバーも全部引きショットかも知れないですから。

でも どうしてもあっちゃんのアップを諦められなかったのです。
私にしては長いこと迷った末閉まりかけの物販へ。

また即開封。

今井ちゃんのアップ…ゆうた…ヒデ……
あっちゃんは何処だあっちゃんは!!
焦れつつヒデをずらすとアニイが。まだ出て来ないか敦司は!
…アニイをずらした瞬間、チラリと違う質感の何かが光って まさか!と。

カードをずらす指がリアルに震えるという敦司病。

そして現れた全貌。
左側に 櫻井敦司 B-T の金文字!!!
ぎやあー!!!!

事を理解したと同時に口から飛び出る絶叫。
連動して友人その1の口からも飛び出る絶叫。

普通はもっと黄色い声を出すべきポイント
否そんなの無理だ絶叫するに決まってるだろ敦司の直筆だぞ画家で言うところの“手の痕”だぞバカッ!!(馬鹿はおまえだ)

…あの時ロビーに居た皆様、吃驚させてしまっていたらすみません。何もかも敦司が悪いのです(←
外に出てからも変な笑いが止まらなくてすみません。何もかも敦s(略


今回のツアー、端から頭おかしかったと言うのに 最後の最後でこれですよ。
一昨日の夜、螺子がポンした(アレしてバーンしたとも言う)
わたくしに付き合って下さった
友人その1&その2には深く感謝してますはい。


少し後になって気付いたんですが、
敦司 の 司 の中がハートになってました。
嗚呼なんてキュートなんだ敦司。

しかしまあ…こんなに分かり易い特徴すら見えていないという可哀想な病気のひとですみません。今更ですねそうですね。



BUCK-TICK TOUR2009《memento mori》
@神奈川県民ホール

の、感想その他ざっと書き。後半


12●天使は誰だ
1曲分約5分間丸々跳ね続けた自分の体力にまずびっくりだ(笑)。
バンギャ第一線退いて久しいわけですよ。でも10分くらいなら行けんじゃない(笑)?私。

もうイントロからダンスフロア状態。ベースとエレクトニカの音にどんどんハイになる。
ステージのテンションもぐっと持ち上がるのが判る。ゆうたが踊っている。今井ちゃんが物凄く楽しそう。LOVELOVE、でハートマーク作るとか…可愛過ぎる。

最後の大サビでまた軽くトランス入りかける。(いつまでも跳んでいられる気がし始めると危ない。)
あっちゃんがステージ際ギリギリまで出て来て身を乗り出す。
カッと見開いた目と“林檎”を持った形の指が印象に残っている。
嗚呼…この曲を15分くらいやってくれないだろうか。(そんな“残”じゃあるまいし笑)

この曲のあっちゃんの唄い方が全体的に堪らなく好きなんです。
特に、罪と罰であげようか~最後までが。
そして特に“俺は夜”の発音が。
ライヴでも音源と同じニュアンスで唄ってくれて嬉しかった。
朗々としててね。堂々たる佇まいでね。神々しいのよ最早。
ヴォーカリストは=フロントマン じゃなきゃダメなんです。
全ての音があっちゃんの為に鳴っているんですよ。
そしてあっちゃんは肺細胞の1つ残らずで息を吐き唄わなくては。

何度も言いますがヴォーカリストマニアなんですわたくし。


13●lullaby13
で、これですよこれ!
本来これ(↓)はここに入るべきだったわけなので再投下。

バーのカウンターに付いている様な、高い椅子に逆さに座ったあっちゃん。登場するなり
「・・・お酒ちょぉーだぁい」
うぎゃあ!!!
…っなんなんだこの脳をひと突きする破壊力。マリーさん…吉井が黒いドレスで腰掛けた姿と、
肩パッドバリバリワンレン敦司が、同時にフラッシュバックの様に脳裏にちらつく。
マイクスタンドに髑髏を被せ、あっちゃんの上着がかかっている。
「こちら、髑髏ちゃん。」
ヒィイー!!!
「いつもいつも、黙ぁーってばっかりでなぁんにも言わないんだから。」
ヒィィイィィイイ!!!オネエ!!女装あつし!!イヤハハハヒヒヒヒヒハハハハ、ハ、(よろり)

上記はほぼノンフィクションです。
もしかしたら実際の方が酷かったかも知れない。(残念なおつむ)

…あっちゃんの喋った内容は多分大体合ってると思うんだけど、途中から本気で脳がぐるぐるしていたので無論正確さに関しては全く保証出来ません。
この後に更に「何か言いなさいよ」とか「まったく…」とか言っていた気もするんだが
全て私の妄想の可能性大アリ。

そして唄い出す。
目付きや指先、首の傾げ方ひとつで情景が目に浮かぶ。
何気なくして見せる腕の動きがいちいち出来過ぎている。
いつもいつも、どこまで考え尽しているのだろう、と思うけれど
この人がそんなに物凄く綿密に計算してステージに立つ人ではないのは知っている。

フロントマンとしての存在感が際立つ。何より敦司在りき。
酒を煽ってグラスを放る仕草が様になり過ぎていてもうニヤニヤが止まらなかった。


14●スズメバチ
この…天誰→ララバイ→蜂の流れはまずいでしょう?
理性が雪崩て無くなるコース。
リリースされた時点で予想は充分していたけれど、もう…はしたないどころの騒ぎじゃなかった。
主観は男で唄われているけれど、あっちゃんの動きは殆ど女。
スポットが当たる範囲に作為を感じるんだが多分勘違い。て云うか考え過ぎ。
はっきり云うと私が変態な所為。
あの衣装も罪よね…只のスーツと見せ掛けてあんなにテラテラ光るなんて。
(只のオシャレスーツだと思う。)

よくあっちゃんがマイクスタンドでポールダンサー張りの上下運動をしていらっしゃるわけだが、あれ普通男がやったらコントか獣臭いかどっちかだと思うのよね。その際ガニ股になっているわけだし(笑)。
それがまあ敦司と来たら…稀有な人だなホントに…。

15●セレナーデ
優美で甘くて切なくて、大好きですこの曲。
ライヴでは照明がぱあっと明るくなって、ハッピーな雰囲気。
あっちゃんはステッキを持って歩き回って、偶に客席へマイクを向けたり、ニコニコ笑ったりかなり上機嫌の印象。
あっちゃんの唄う言葉が優しくて逆に涙が出そうになってしまった。
GALAXYでも感じる事だけれど何だかこう…存在を肯定して貰えている感じ。
BUCK-TICKのファンで良かったという純粋な幸福感。
最近涙脆くなったかな…歳か(笑)?


16●ヘヴン
この曲も私の中では“ライヴで聴いた方がずっと素敵”パターン。
思ったよりもテンポ速いのよね。
そして言葉数が結構多いから、色んな声の表情が楽しめるという。

ミドルテンポの曲を全力で唄うヴォーカリストの姿が大好きです。
喉が震えているのとか、ブレスで胸郭が膨らんだりするのが判ったりするともう、堪らんですよ。
生命だなあって思う。

この曲もホントそんな感じ。
金網越し交わしてるキス、の ス では喉がヴィブラートで震えるのが見えるし
舞い上がる羽の、の 舞 では肋骨がぐっと持ち上がるのが判る。
着眼点が絶賛ド変態。


EN1
1●アリスイン
この曲はホントに楽しい。
“振り”や掛け合いも定着した感じで、一体感が心地良い。
今井ちゃんの歌はどうも普段よりハイテンション。
この曲は素敵に“育った”なと最近よく思う。


2●絶界
イントロからニヤニヤが止まらない。
この曲の歌詞世界が大好きです。
何となく今回のツアーでは演らない気がしていたので単純に嬉しい。

なんかもうあっちゃんゾロにしか見えないわけよ。なのにカルメンにも見えるというイリュージョン。
凜とした声が好い。
熱情、とか激情、とかいう単語が浮かんでは消える。


3●夢魔
イントロで夢魔キタ━(・∀・)━!!!!とか叫んですみません。
あああなんて素敵なんだバンドは宗教だトランスだ。
やっぱりこの曲があると違うなあと思った。締まる。
あっちゃんが俄然魔王の顔になる。
ぐっと曲げて力を込めた指先で歩を進める仕草が肉食。


EN2
1●GALAXY
この曲ねえ…この曲はダメですよ。泣けるんですよ。
強くて優しくて、護られている感覚。照明がキレイで思わず天井を見上げる。
この日も、イントロだけで会場の雰囲気が一気に柔らかく明るくなった。
スッと演奏が静かになって
あっちゃんの声が会場に響くあの瞬間に覚える、
あの痙攣の様なざわめきを忘れたくない。何度でも感じたい。


2●ナショナルメディアボーイズ
イントロが聞こえた瞬間、その爆音の隙間という隙間から
悲鳴の様な歓声が上がったのが判った。
背後からウワーっと。

18年も前の曲とは思えないのよね、これ。
若かリしあっちゃんの粗削りな声で唄う
反逆と独立の匂いがするこの曲も好きだし、
今の熟れ切った声で唄う
退廃の匂いがするこの曲も好きだ。
特にBメロは見物よね。
少し息を殺して艶を出してみたり
片足バレリーナ、と仕草して見せたり
不敵な芯を覗かせてみたり
くるりくるりと変化する敦司に釘付け。(いつもだろ)


3●ラヴミー
最後の曲になんて相応しいんでしょう。

メンバー紹介から、最後にアニイのソロへ。
そこから導かれたこの曲のイントロが判ると同時に、
会場内がギャーッ!と鳴った感じがした。

切ないメロディーに痛い言葉だけど
晴れやかで楽しい爆発的な何か。

細い手首を…と右手首の内側を口に持って行く姿に
終わらないでと思った。

このキラキラした感情も、これで最後。
あと10分もしたら またいつもの顔に戻るし、今確かに現実として体験しているこの空間、この音もまるで幻。
ゲートがゆっくり閉じて行くのが分かる。
もう少しだけ待って欲しいと頭の中では思いながら、楽しくて仕方無かった。


クローズのSEは真っ赤な夜。
見送って貰ってるみたいで凄く好きな演出。

浮遊感が抜けずにぷあーっとしたまま帰宅しました。
そして反芻を終えるより遥かに前に、横須賀公演に追い付かれたわけで。

本ブログのライヴレポモドキは
あくまで モドキ であり
ライヴレポではありません。
ライヴレポと同等の効果効能を
お求めの方には不向きです。

変態や偏愛に塗れています。
ご了承下さい。
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Profile
性別:
女性
自己紹介:
社会人も早くも5年目になり
30歳が見えて来た。


9歳か10歳辺りで吸血鬼やら魔女やら怪盗やらに異様な関心を示して以来、どうにもその辺から離れられない。
その後ヴィジュアル系に傾倒して火に油。
人生片足踏み外した、くらいに感じている。

とっくにバンギャ上がったつもりで居るが、如何せん抜けない。
でも 別にヴィジュアル系だから好きだったわけではないと よく解っていたりして
年々 自分の音楽嗜好を人に伝えにくい感じ。


大学で西洋近代美術専攻。
卒論は偏愛を暴走させてモローのオルフェウス関係に。


多分 基本的に変態。
特技は物忘れと妄想。


【好きな美術】
絵画はモロー・ルドン・クリムト
カラヴァッジオ・ブークロー
シュトゥック・ムンク・ドレ(特に油彩)
ミュシャ・ルイ=イカール。
立体はジョゼフ=コーネル、ガウディ
ガレ・ギマール等のナンシー派。
日本美術だと琳派辺りが少し好き。


【好きなモノカキ】
澁澤龍彦・江戸川乱歩・三島由紀夫。(なんというコテコテ。)漫画は古めの少女モノ偏読。(8等身万歳。)


【好きな人達】
*目下足繁く*
BUCK-TICK
山田晃士

*ライヴ行かないけど好き*
Versailles
MORRIE*
Kaya
HYDE*


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Creature<<DEAD END
L'Arc<<<VAMPS
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*過去バンド*
Lucy
THE YELLOW MONKEY
The Spy "C" Dildog
NeiL
LAREINE
BOΦWY
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BAISER
SOFT BALLET
MASCHERA
黒夢
SCHWEIN
Schwarz Stein
Aliene Ma'riage

等等。
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